冬はどうしても体が冷えてしまいがち。
ですが、冷えは美容、ダイエット、健康など、様々な点で体に悪影響を及ぼします。
しっかり冷え対策をして、冷えない健康な体を目指していきましょう。
冬だけでなく、いつでもできる日常の習慣をご紹介いたします。
目次
体が冷えることで起きる弊害
体が冷えると、様々な弊害が起こります。
まずは美容面から。体が冷えていると体の末端までしっかり栄養を乗せた血液がめぐりにくくなります。これによって肌にも影響が出て、肌荒れ、乾燥の原因に。冬は保湿をしっかり行うことも大切ですが、体の内側からアプローチする必要もあります。
また体温が下がると新陳代謝が悪くなります。新陳代謝が低くなると日常生活の中でもカロリーの消費量が低くなってしまい、同じように運動、食事制限を行っていても痩せにくい体に。ダイエット中の方は、基礎代謝をアップさせる習慣を身に付けることも大切です。
体を温める食材を選ぼう
冬が旬の食材は体を温める力があります。
他にも、寒い地方でとれる野菜も効果的。
刺激のある玉ねぎ、唐辛子、しょうが、ハーブなども体を温めるのには効果的です。
温かい食べ物は体温をアップさせてくれます。
同じ野菜でも、サラダとしてそのまま食べるのではなく温野菜やスープにしたり、寒い時期ならお鍋にしてたくさん野菜を摂取するのもおすすめです。
温かいハーブティーやしょうが湯などを積極的に飲み、体を冷やさない工夫をしていきましょう。
温かい飲み物でも、コーヒーなどカフェインの多い飲み物は体を冷やしてしまうので注意が必要です。
タンパク質を積極的に食べよう
食事をすると体が温かくなる感覚を覚えたことがありますよね。
これは、体が食べ物を消化、吸収するためにエネルギーを消費しているからなんです。
この際に必要となるのがタンパク質。
タンパク質が十分に足りていないと、消化や吸収が進みにくく、体を温めることもできなくなってしまいます。
タンパク質は筋肉、肌、髪など、人間の体を作るためにも必要不可欠な栄養素です。
食事から積極的に摂取するようにしていきましょう。
タンパク質は鶏肉や豚肉、大豆製品、乳製品などに多く含まれています。
コンビニで販売されているサラダチキンなどは低カロリーで気軽にタンパク質をたくさん摂取することができます。
豆乳にもタンパク質は豊富に含まれていますので、飲み物も積極的に豆乳を選ぶようにしてみてください。
足元を温めよう
冬でも足を出すファッションは魅力的ですが、足は非常に冷えやすい部位です。
心臓から一番遠く、血液がめぐりにくい場所でもあります。
そのためむくみやすく、本来よりも足が太く見えてしまうということもあります。
ブーツや靴下を履き、できるだけ足元を冷やさないファッションを心がけるようにしてください。
家にいるときは五本指ソックスを履く、足湯をするなどして、冷えない工夫をしていきましょう。
必要以上に足を出すファッションはせず、パンツやロングスカートを選ぶことも大切です。
温度調節しやすい服装を
寒い季節はたくさん着込みがちですが、室内と室外での気温差にきちんと対応できる服装を心がけましょう。
暑い室内でも厚着をしたままだと汗をかいてしまい、そのまま外に出ることで汗が引いて体温が急激に下がってしまいます。
風邪をひく原因にもなってしまいますので注意しましょう。
分厚いコートで外出時の体温を調節し、室内にいるときは快適な体温で過ごせるようにストールなどの羽織りものを持っておくということもおすすめです。
とくに足元、手元などの末端が冷えやすい方はカイロを持参し、意識的に体を温めることも大切です。
体を動かす習慣を
筋肉の量が多いと体温が高くなります。
血流もよくなり、体の中心で作り出した熱を末端にまでしっかり運ぶことも可能です。
背中、お腹、お尻、太ももといった、大きな筋肉がある場所はとくに大切な場所。ふくらはぎの筋肉を鍛えると、足のむくみにも対応しやすい体になっていってくれます。
また、運動をすることで自律神経が整います。ぐっすり眠れるようになり、体も疲れにくく、ストレスを溜めにくい体を目指すことも可能です。
運動は冷え対策だけでなくこのようないきいきとした生活を送るためにも、ダイエットのためにも効果的。
階段をできるだけ使うようにしたり、ひと駅余分に歩くなど、毎日簡単にできることから始めてみるようにしましょう。
体を温めると様々なメリットが
寒い季節でも冷えにくい体を作るために大切な日常の習慣をご紹介いたしました。
冬は寒いから体が冷えるのは仕方ない…と諦めていませんか?
対策次第では、しっかりと体温を調節することが可能です。
とくに女性はダイエットなどで食生活が偏ってしまいがち。また、ファッションでも体の冷えやすいコーディネートをしてしまいがちですよね。
そんな中でも、栄養バランスを重視した食事を取る、必要以上に体を冷やすコーディネートをしないといったちょっとした心がけで改善していくことができます。
運動などもしっかり取り入れて、今年の冬は冷えない体を目指しましょう!